電動ガン VFC SR16 Magnusチューン

電動ガン VFC SR16 Magnusチューン
電動ガン VFC SR16 Magnusチューン
 

電動ガンSR16 は、VFCの電動ガンだ。この記事では、Magnusチューンの作業手順を整理する。2018年6月の公開時点の内容だ。

この記事の要点

  • アッパーとロアを分け、ストック、グリップ、メカボを取り出す
  • 軸受け、シリンダー、ノズル、ピストン、ギアを交換する
  • VFC製のスプリングガイドは、ベアリング部を外して加工する
  • マガジンのガタつきを調整し、アウターバレルを10.5インチに交換する
  • MagnusバレルとフラットHOPを組み込み、初速を調整する

電動ガン VFC SR16 Magnusチューン

電動ガンSR16とは

電動ガンSR16の全体
今回はVFC SR16 Magnusチューンのご紹介させて頂きます。
こちらは14.5インチタイプですがオーナー様のご希望で後程10.5インチのアウターバレルに交換します!

ここでは、分解前の電動ガンSR16を確認する。そのため、14.5インチの外観を、写真で押さえておきたい。


VFC SR16 分解作業

フレームロックピンを赤丸で示した写真
それではいつもの様に作業を開始します。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを分割します。

電動ガンSR16も、フレームロックピン(F)を外すと、アッパーとロアが分かれる。そのため、いつもの分解と同じ流れで進められる。


ストックとグリップの取り外し

ストックパイプが付いたロアレシーバー
次にストックを外しストックパイプも外します。

ストックとストックパイプは、続けて外す。そのため、後の作業が進めやすくなる。


グリップエンドの固定ネジを赤丸で示した写真
グリップエンドの固定ネジを外し、モーターを取出しグリップも外します。

電動ガンSR16は、グリップエンドの固定ネジを外すと、モーターが出てくる。そのため、続けてグリップも外せる。


電動ガンSR16のメカボの取り出し方

マガジンキャッチとボルトストップ、セレクターレバーを矢印で示した写真
マガジンキャッチ・ボルトストップを外します。
両側のセレクタレバーも外します。
この時左側にはセレクターレバーの裏側にクリック感を出す為の小さなボールが入っているので無くさない様に注意が必要です。

セレクターレバーの裏には、小さなボールが入っている。そのため、紛失しないよう、注意したい。


トリガーロックピンとフレームロックピンを赤丸で示した写真
トリガーロックピンとフレームロックピン(R)を外しメカボックスを取出します。
メカボを取り出す際は右側のセレクターレバー用ギアが落ちますのでこれも無くさない様に注意が必要です。

メカボを取り出す際は、右側のギアが落ちる。そのため、手で受けられるよう、準備しておきたい。


セレクターレバーギアのカムの向きを赤丸で示した写真
組込みの時の為にセレクターレバーギアのカムの向きを覚えておきましょう!

セレクターレバーギアのカムの向きは、組み込みの時に必要になる。そのため、写真に残すとよい。


アンビギアの外し方

右側のセレクターレバーギアの向きを赤丸で示した写真
こちらは落ちやすい右側のセレクターレバーギアの向きです。
組込みの際に左右のギアの向きを合わせないといけません。
次にアンビギアの軸部分に細いポンチを当て軽く叩きギアを外します。

電動ガンSR16のアンビギアは、軸に細いポンチを当てて、軽く叩いて外す。そのため、左右のギアの向きを、合わせて組み直す。


メカボックスを開けた状態
あとは通常通りメカボを開けます。

電動ガンSR16のメカボも、通常どおりに開けられる。そのため、いつもの手順で、作業を進められる。


メカボの洗浄と軸受けの交換

空のメカボックスと軸受け
メカボ内パーツを外し内部をパーツクリーナーで洗浄し既存の軸受けも外します。
軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますのでこちらからご覧ください。

軸受けの穴に、接着剤カスや鉄粉が残ると、軸受けが斜めになる。そのため、穴は綺麗に落としておく。


シリンダーとノズルの組み込み

Magnusシリンダーセットの分解パーツ
軸受けの接着剤が乾くまで時間が掛かるので先にシリンダー周りを作っていきます。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
シリンダーヘッドの詳しい組込み方法はブログに掲載しておりますのでこちらよりご覧ください。

電動ガンSR16では、軸受けの接着剤が乾くまでの間に、シリンダー周りを組み立てる。そのため、待ち時間を有効に使える。


白いノズル
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
ノズルを交換した際はチャンバー内で抵抗なく動くか検証が必要です、検証方法はこちらよりご覧下さい。

ノズルを交換したら、チャンバー内で動きを確認する。そのため、抵抗なく動くことが、大切だ。


ピストンとグリスアップ

ピストンとシリンダー
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。

電動ガンSR16のピストンは、耐久性を考えて、メタルTeethピストンを使う。そのため、組み込み後の気密も確認したい。


BATTLE BORNと書かれたグリスの容器
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー内のグリスアップは、指で薄く塗り延ばす。そのため、塗りすぎには、注意したい。


ギアとシム調整

強化ギア3枚
ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で高耐久、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
セクターチップの組込み方のコツはこちらよりご覧ください。

ギアは、スチール製で高耐久だ。そのため、コストパフォーマンスにも優れている。


シムを分けたケースとメカボックス
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでこちらよりご覧ください。

クリアランスは、0.05~0.1mm程度が目安だ。そのため、指でセクターを回して、抵抗なく回るか確認する。


スプリングガイドの対策

VFC製のスプリングガイド
VFC製のスプリングガイドはベアリング部の厚みが大きくMagnusスプリングを使用するとピストンが引ききれなくなります。

VFC製のスプリングガイドは、ベアリング部が厚い。そのため、Magnusスプリングでは、ピストンが引ききれなくなる。


ベアリング部を外すスプリングガイドを矢印で示した写真
対策としましてスプリングガイドを分解しベアリング部を外します。
そのままでは根元が細くなりスプリングが暴れる可能性があるので樹脂棒を加工し組込みました。

対策として、ベアリング部を外し、樹脂棒を加工して組み込む。そのため、スプリングの暴れを抑えられる。


メカボの組み立てと潤滑材

パーツを組み込んだメカボックス
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
スプリングはMagnusスプリング従来用を使用します。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。

電動ガンSR16でも、摩擦が発生する部分には、必ず潤滑材を塗る。そのため、ギアの軸やピストンレールも、忘れずに塗りたい。


ガンオイルのボトル

この部分には、ガンオイルを使います。塗る量は、少量にとどめます。

このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。


メカボックスを閉じた状態
メカボを閉じて外側の詳細パーツ類も組込みます。

メカボを閉じたら、外側の詳細パーツも組み込む。そのため、ロア周りの作業が、進めやすくなる。


モーターとロア周りの組み立て

サマリウムコバルトモーターと既存のモーター
モーターを東京マルイサマリウムコバルトモーターに変更します。
Lipo7.4vバッテリーとハイレートスプリングにはこのモーターがベストですね!
SBDは既存モーターから外してサマコバに移植します。

サマリウムコバルトモーターは、Lipo7.4vとハイレートスプリングに向く。そのため、SBDを移植して使う。


メカボをロアに組み込んだ状態
メカボをロアに組込みグリップやモーターを組込みテストドライブです。
セミ・フルとモーター位置調整を行いながら駆動をチェックしロア周りは完了です。

電動ガンSR16のテストドライブで、セミとフルの動作を確認する。そのため、モーターの位置も、同時に調整する。


マガジンのガタつき調整

マガジンウェルの前後を矢印で示した写真
とここで、オーナー様からマガジンのガタつきが気になるとの事でその対策を施します。
マガジンを差込む部分の前後にアルミテープを張っていきその度にマガジンのガタつき具合をチェックします。
これを繰り返していき丁度良い感じに調整します。
ガタは使用するマガジンによって変わりますので調整後に他のマガジンがきつくなる可能性もございますのでご注意下さい。

マガジンのガタつきは、アルミテープで調整する。ただし、マガジンによって、ガタの具合は変わる。


電動ガンSR16のアウターバレル交換

10.5インチのアウターバレル
次にアウターバレルを10.5インチに変更します。
既存のハンドガードやガスブロックなどを外してバレルナットも外して交換します。

アウターバレルは、10.5インチに交換する。そのため、ハンドガードとガスブロック、バレルナットも外す。


10.5インチのバレルに交換したフロント周り
交換完了!
ガスブロックとフロントサイトは三角サイトに変更しました。

交換後は、三角サイトのガスブロックとフロントサイトになった。そのため、見た目も変わる。


チャンバー周りのチューン

インナーバレルとチャンバー
外装が終わったらチャンバー周りのチューンです。
インナーバレルとHOPをバラします。

チャンバー周りでは、インナーバレルとHOPを分解する。そのため、パーツを順に取り外す。


Magnusバレルの先端
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。

ワイドボアのバレルは、BB弾が内壁に当たりにくい。そのため、Magnusチューンの定番として、広く使われている。


ピンク色のフラットHOP
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに瞬間接着剤で接着します。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

フラットHOPは、接着しないと、ずれることがある。そのため、接着は必須だ。

初速の調整は、インナーバレル長で行う。ただし、同じ条件で比べることが前提だ。


HOPの確認と初速の調整

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

最後に、ロングレンジで試射を行う。そのため、弾道と飛距離を、実際に確かめられる。

電動ガンSR16のMagnusチューンで使うパーツ一覧

パーツ 役割
ORGA SUS420 8mm軸受け メカボ内の軸受けとして組み込む
MagnusシリンダーセットVer2~Ver6 ボアアップで飛距離を伸ばす
でんでんむしM4用 集弾性を高める
J-Armament製14歯メタルTeethピストン 耐久性を高める
J-Armament製18:1強化ギア 高耐久で、精度も良い
セクターチップ 給弾不良を防ぐ
Magnusスプリング従来用 メインスプリングとして使う
東京マルイサマリウムコバルトモーター Lipo7.4vとハイレートスプリングに向く
Magnusバレル 弾道を安定させる
ORGA DIMENSION フラットHOP HOPアームに接着して使う

この表のとおり、どのパーツにも、はっきりした役割がある。そのため、目的に合わせて、選びたい。

電動ガンSR16のMagnusチューンに関するよくある質問(Q&A)

Q. 電動ガンSR16のMagnusチューンとは何ですか?

Magnusのパーツで、飛距離と集弾性を高めるチューンだ。また、軸受けやピストンも交換する。

Q. アウターバレルは何インチですか?

14.5インチタイプだ。ただし、オーナー様のご希望で、10.5インチに交換した。

Q. 軸受けは何を使いますか?

ORGA SUS420 8mm軸受けを使う。また、接着剤が乾くまで、時間がかかる。

Q. メカボを取り出す際の注意は何ですか?

右側のセレクターレバー用ギアが落ちる。そのため、紛失しないよう、注意する。

Q. スプリングガイドはなぜ加工しますか?

VFC製は、ベアリング部が厚いためだ。そのため、Magnusスプリングでは、ピストンが引ききれない。

Q. ギアは何を使いますか?

J-Armament製18:1強化ギアと、セクターチップを使う。また、給弾不良の対策にもなる。

Q. マガジンのガタつきはどう調整しますか?

マガジンを差し込む部分に、アルミテープを張る。ただし、他のマガジンが、きつくなる場合もある。

Q. 初速はどう調整しますか?

インナーバレルの長さで調整する。また、短いと低く、長いと高くなる。

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